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【スイミング】泳ぎの動作に必要な筋肉とその鍛え方

筋肉

スイミングは全身運動として知られ、多くの筋肉を効率的に鍛えることができます。泳ぎの動作によって活躍する主要な筋肉を理解し、その鍛え方を知ることで、パフォーマンスの向上と怪我の予防に繋がります。この記事では、泳ぎに必要な筋肉とその効果的なトレーニング方法について詳しく解説します。

1. 胸筋と上腕三頭筋

スイミングの多くのストローク、特に平泳ぎとクロールにおいて、胸筋と上腕三頭筋が重要な役割を果たします。これらの筋肉は、腕を前方に伸ばし、水を押し出す動作に大きく関与します。

胸筋の鍛え方

  • プッシュアップ(腕立て伏せ):手の位置を変えることで胸筋の異なる部分をターゲットにできます。
  • ダンベルプレス:ダンベルを使ってベンチプレスを行うことで、胸筋の全体を鍛えられます。

上腕三頭筋の鍛え方

  • ディップス:平行棒を使ったディップスは上腕三頭筋を強化するのに効果的です。
  • トライセプスエクステンション:ダンベルやケーブルを使って上腕三頭筋を集中的に鍛えます。

2. 広背筋と僧帽筋

広背筋と僧帽筋は、背泳ぎやバタフライで重要な筋肉です。これらの筋肉は、肩甲骨を動かし、腕を後方に引き寄せる動作をサポートします。

広背筋の鍛え方

  • ラットプルダウン:広背筋を集中的に鍛えることができるマシンエクササイズです。
  • プルアップ(懸垂):自重を使ったトレーニングで、広背筋を強化します。

僧帽筋の鍛え方

  • シュラッグ:ダンベルやバーベルを使って僧帽筋を鍛えることができます。
  • ローイング:ベントオーバーローやシーテッドローなどのローイングエクササイズで、僧帽筋を効果的に鍛えます。

3. 腹筋と体幹

腹筋と体幹の筋肉は、スイミングにおいてバランスと安定性を保つために非常に重要です。特に、ドルフィンキックやバタフライのような複雑な動作において、強い体幹が必要です。

腹筋の鍛え方

  • クランチ:腹直筋を鍛える基本的なエクササイズです。
  • レッグレイズ:下腹部をターゲットにするエクササイズで、腹筋全体を強化します。

体幹の鍛え方

  • プランク:体幹全体を鍛えるための効果的なエクササイズです。
  • ロシアンツイスト:腹斜筋と体幹の安定性を強化するエクササイズです。

4. 大腿四頭筋とハムストリングス

大腿四頭筋とハムストリングスは、スイミングのキック動作において重要な筋肉です。特に、フリースタイルや背泳ぎでの強力なキックには、これらの筋肉の強化が不可欠です。

大腿四頭筋の鍛え方

  • スクワット:全身を使ったエクササイズで、大腿四頭筋を強化します。
  • レッグプレス:マシンを使って大腿四頭筋を集中的に鍛えることができます。

ハムストリングスの鍛え方

  • レッグカール:ハムストリングスを集中的に鍛えるマシンエクササイズです。
  • デッドリフト:ハムストリングスを含む下半身全体を強化するエクササイズです。

5. 股関節周りの筋肉

股関節周りの筋肉は、スイミングの全てのスタイルで重要です。特に、バタフライやブレストストロークでの股関節の柔軟性と強さが求められます。

股関節周りの筋肉の鍛え方

  • ランジ:股関節周りの筋肉を強化するエクササイズです。
  • ヒップアブダクション:股関節周りの筋肉を集中的に鍛えるエクササイズです。

まとめ

スイミングは全身の筋肉を使うため、多くの筋肉をバランスよく鍛えることが求められます。胸筋や上腕三頭筋、広背筋、僧帽筋、腹筋、大腿四頭筋、ハムストリングス、股関節周りの筋肉を効率的に鍛えることで、泳ぎのパフォーマンスを向上させることができます。適切なトレーニングを取り入れ、効果的に筋力をアップさせましょう。

この記事のライター

しょーへー

バド歴15年の社会人アスリート兼ジュニアチームコーチ。学生時代に始めたバドミントンをケガでのブランク期間を挟んで合計15年以上続けています。全国大会出場経験もあります。現在は某都道府県の代表としてプレーしながら、ジュニアチームのコーチとして学生の指導をしているアラサー社会人アスリートです。

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