スタッフTwitterはコチラ >

【バドミントン】筋トレで鍛えたい筋肉とトレーニングメニュー

ジム

バドミントンは、スピードと反応力、そして持久力が求められるスポーツです。上達するためには、特定の筋肉を効果的に鍛える筋力トレーニングが不可欠です。本記事では、バドミントンのパフォーマンスを向上させるために鍛えるべき筋肉と、その筋肉を効果的に鍛えるためのトレーニングメニューについて詳しく解説します。初心者から上級者まで、バドミントンをプレーする全ての方に役立つ情報を提供しますので、ぜひ参考にしてください。

バドミントンで重要な筋肉とは?

下半身の筋肉

大腿四頭筋(だいたいしとうきん)

大腿四頭筋は太ももの前側に位置し、スムーズな移動と急なストップに役立ちます。強力な大腿四頭筋は、クイックな動きと安定した姿勢を維持するために不可欠です。

ハムストリングス

ハムストリングスは太ももの後ろ側に位置し、爆発的なスピードとジャンプ力を支えます。これらの筋肉を鍛えることで、スピーディーな動きとジャンプショットのパフォーマンスが向上します。

ふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)

ふくらはぎの筋肉は、瞬間的なスピードと方向転換に重要です。これらの筋肉を強化することで、コート上での機動力が向上します。

体幹の筋肉

腹直筋(ふくちょくきん)

腹直筋は体幹の前面に位置し、姿勢を保持するのに重要です。強力な腹直筋は、長時間のプレー中に安定した姿勢を維持するのに役立ちます。

腹斜筋(ふくしゃきん)

腹斜筋は体の回旋動作をサポートし、素早い方向転換やショット時のバランスを保つのに重要です。これらの筋肉を鍛えることで、全体的なパフォーマンスが向上します。

脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)

脊柱起立筋は背骨の両側に沿って走り、姿勢を保持する役割を果たします。強力な脊柱起立筋は、体の安定性を高め、長時間のプレーにも耐えられるようになります。

上半身の筋肉

三角筋(さんかくきん)

三角筋は肩の筋肉で、腕の動きをサポートします。これらの筋肉を鍛えることで、強力なスマッシュや精度の高いショットが可能になります。

背筋(広背筋)

背筋は肩甲骨の動きをサポートし、ショットの安定性を保つのに重要です。強力な背筋は、パワフルなショットと長時間のラリーを支えます。

前腕筋

前腕の筋肉は、ラケットの握力とショットのコントロールに直接影響します。強力な前腕筋は、スムーズで力強いショットを可能にします。

効果的な筋トレメニュー

下半身のトレーニング

スクワット

スクワットは下半身全体を鍛える基本的なエクササイズです。

  1. 足を肩幅に開く: 足を肩幅に開き、つま先をやや外側に向けます。
  2. 背筋を伸ばす: 背筋をまっすぐに保ちます。
  3. 膝を曲げる: 太ももが床と平行になるまで膝を曲げます。
  4. 立ち上がる: 膝を伸ばし、元の位置に戻ります。

ランジ

ランジは大腿四頭筋とハムストリングスを鍛えるエクササイズです。

  1. 足を前後に開く: 足を前後に開き、片足を前に出します。
  2. 膝を曲げる: 両膝を曲げ、後ろの膝が床に近づくまで下げます。
  3. 元の位置に戻す: 膝を伸ばして元の位置に戻ります。

カーフレイズ

カーフレイズはふくらはぎの筋肉を鍛えるエクササイズです。

  1. 足を肩幅に開く: 足を肩幅に開きます。
  2. つま先立ちになる: かかとを持ち上げ、つま先立ちになります。
  3. ゆっくりと元の位置に戻す: かかとをゆっくりと下ろします。

体幹のトレーニング

プランク

プランクは体幹の筋力と安定性を向上させるエクササイズです。

  1. 前腕を床につける: 肘を90度に曲げ、前腕を床につけます。
  2. 体をまっすぐに保つ: 体を一直線に保ち、腹筋を引き締めます。
  3. キープする: この姿勢を30秒から1分間キープします。

サイドプランク

サイドプランクは腹斜筋を強化するエクササイズです。

  1. 片肘を床につける: 片肘を90度に曲げ、体を横に保ちます。
  2. 体を持ち上げる: 腹筋を引き締め、体を一直線に保ちます。
  3. キープする: この姿勢を30秒から1分間キープします。

ロシアンツイスト

ロシアンツイストは腹斜筋を強化するエクササイズです。

  1. 床に座る: 膝を曲げ、足を床に置きます。
  2. 体を後ろに傾ける: 上体を後ろに傾け、両手を胸の前で合わせます。
  3. 体を左右に回す: 腹斜筋を使って体を左右に回します。

上半身のトレーニング

ショルダープレス

ショルダープレスは三角筋と広背筋を鍛えるエクササイズです。

  1. マシンに座る: ショルダープレスマシンに座り、ハンドルを握ります。
  2. 押し上げる: ハンドルを頭上に押し上げます。
  3. 元の位置に戻す: ゆっくりとハンドルを元の位置に戻します。

ラットプルダウン

ラットプルダウンは広背筋を鍛えるエクササイズです。

  1. マシンに座る: ラットプルダウンマシンに座り、バーを握ります。
  2. バーを引き下げる: 胸に向かってバーを引き下げます。
  3. 元の位置に戻す: ゆっくりとバーを元の位置に戻します。

リストカール

リストカールは前腕筋を鍛えるエクササイズです。

  1. ダンベルを握る: ダンベルを握り、前腕を太ももに置きます。
  2. 手首を曲げる: 手首を曲げてダンベルを持ち上げます。
  3. ゆっくりと下ろす: ゆっくりと手首を元の位置に戻します。

トレーニングの頻度とスケジュール

バドミントンのための筋力トレーニングは、週に2〜3回を目安に行うと効果的です。バドミントンの練習と筋力トレーニングをバランスよく組み合わせることで、総合的なパフォーマンス向上が期待できます。

例:週間トレーニングプラン

月曜日: バドミントンの練習
火曜日: 下半身の筋力トレーニング
水曜日: バドミントンの練習
木曜日: 体幹の筋力トレーニング
金曜日: バドミントンの練習
土曜日: 上半身の筋力トレーニング
日曜日: 休息

栄養摂取の重要性

トレーニングの効果を最大化するためには、適切な栄養摂取も欠かせません。バランスの取れた食事とともに、特に以下の栄養素に注意しましょう。

タンパク質

筋肉の修復と成長に必要なタンパク質を十分に摂取することが重要です。肉、魚、大豆製品、乳製品などから摂取しましょう。

炭水化物

エネルギー源として重要な炭水化物を、トレーニング前後に適切に摂取することで、パフォーマンスを向上させることができます。全粒穀物、果物、野菜などから摂取しましょう。

脂質

適度な量の良質な脂質も重要です。魚の脂、ナッツ、オリーブオイルなどから摂取するようにしましょう。

ビタミンとミネラル

ビタミンやミネラルも重要な役割を果たします。バランスの取れた食事を心がけ、特にカルシウム、鉄、マグネシウムなどの摂取に注意しましょう。

まとめ

バドミントンを上達するためには、特定の筋肉を強化する筋力トレーニングが欠かせません。この記事で紹介した筋肉とトレーニングメニューを参考に、効果的な筋トレを取り入れてください。適切な栄養摂取も併せて行うことで、筋力の向上とともにパフォーマンス全体を大きく向上させることができます。バドミントンのスキルアップを目指して、継続的にトレーニングを行いましょう。

この記事のライター

しょーへー

バド歴15年の社会人アスリート兼ジュニアチームコーチ。学生時代に始めたバドミントンをケガでのブランク期間を挟んで合計15年以上続けています。全国大会出場経験もあります。現在は某都道府県の代表としてプレーしながら、ジュニアチームのコーチとして学生の指導をしているアラサー社会人アスリートです。

タイトルとURLをコピーしました