スタッフTwitterはコチラ >

【バスケ】筋トレで鍛えたい筋肉とトレーニングメニュー

ジム

バスケットボールは高い運動能力とバランス感覚が求められるスポーツです。筋力トレーニングは、プレーの質を向上させるだけでなく、ケガの予防にも効果的です。この記事では、バスケ選手が特に鍛えるべき筋肉と、具体的なトレーニングメニューを詳しく解説します。正しい筋トレ方法を実践して、パフォーマンスの向上を目指しましょう。

バスケットボールに必要な筋肉

1. 下半身の筋肉

1-1. 大腿四頭筋

大腿四頭筋は、太ももの前側にある大きな筋肉群で、ジャンプ力やダッシュ力に直結します。強い大腿四頭筋は、素早い動きと爆発的なパワーを発揮するために不可欠です。

1-2. ハムストリングス

ハムストリングスは、太ももの裏側に位置する筋肉で、加速や方向転換の際に重要な役割を果たします。また、ハムストリングスの強化は、膝の安定性を高め、ケガの予防にも繋がります。

1-3. ふくらはぎ(腓腹筋とヒラメ筋)

ふくらはぎの筋肉は、ジャンプ力と素早い動きに影響を与えます。特に、リバウンドやディフェンス時のステップワークで重要な役割を果たします。

2. 上半身の筋肉

2-1. 胸筋(大胸筋)

大胸筋は、パスやシュートの際の力をサポートします。強い胸筋を持つことで、長距離のパスや力強いシュートが可能になります。

2-2. 三角筋

三角筋は、肩の筋肉で、腕の動きをサポートします。強い三角筋は、ボールの保持やシュートの安定性に寄与します。

2-3. 広背筋

広背筋は、背中の大きな筋肉で、リバウンド時の動きやディフェンス時の安定性に重要です。広背筋を鍛えることで、体幹の強化にも繋がります。

3. 体幹の筋肉

3-1. 腹直筋

腹直筋は、腹部の前面にある筋肉で、バランス感覚とコアの安定性に重要です。強い腹直筋は、全身の動きを効率的にサポートします。

3-2. 腹斜筋

腹斜筋は、腹部の側面にある筋肉で、体のひねりや方向転換に重要です。強い腹斜筋は、素早い方向転換とバランスの維持に役立ちます。

3-3. 脊柱起立筋

脊柱起立筋は、背骨に沿って走る筋肉群で、姿勢の維持と体幹の安定に重要です。強い脊柱起立筋は、全身の動きを支えるための基盤となります。

効果的な筋トレメニュー

1. 下半身のトレーニング

1-1. スクワット

スクワットは、下半身全体を鍛える基本的なエクササイズです。

やり方:

  1. 足を肩幅に開き、つま先を少し外側に向けます。
  2. 背筋を伸ばしながら、膝を曲げて腰を下ろします。
  3. 太ももが床と平行になるまで下げたら、元の位置に戻ります。
  4. これを10〜15回繰り返し、3セット行います。

1-2. レッグプレス

レッグプレスは、大腿四頭筋、ハムストリングス、ふくらはぎを効果的に鍛えるエクササイズです。

やり方:

  1. レッグプレスマシンに座り、足をプレートに置きます。
  2. 膝を曲げてプレートを押し下げます。
  3. 膝を完全に伸ばさず、元の位置に戻します。
  4. これを10〜15回繰り返し、3セット行います。

1-3. カーフレイズ

カーフレイズは、ふくらはぎの筋肉を鍛えるエクササイズです。

やり方:

  1. 足を肩幅に開き、つま先を前に向けます。
  2. かかとを上げ、つま先立ちになります。
  3. ゆっくりとかかとを下ろします。
  4. これを20〜30回繰り返し、3セット行います。

2. 上半身のトレーニング

2-1. ベンチプレス

ベンチプレスは、大胸筋を中心に鍛えるエクササイズです。

やり方:

  1. ベンチに仰向けになり、バーを肩幅より少し広めに握ります。
  2. バーをゆっくりと胸まで下ろし、押し上げます。
  3. これを8〜12回繰り返し、3セット行います。

2-2. ダンベルショルダープレス

ダンベルショルダープレスは、三角筋を鍛えるエクササイズです。

やり方:

  1. ダンベルを両手に持ち、肩の高さで構えます。
  2. ダンベルを頭の上まで持ち上げます。
  3. ゆっくりと元の位置に戻します。
  4. これを10〜15回繰り返し、3セット行います。

2-3. ラットプルダウン

ラットプルダウンは、広背筋を鍛えるエクササイズです。

やり方:

  1. ラットプルダウンマシンに座り、バーを肩幅より広めに握ります。
  2. バーを胸に引き下げます。
  3. ゆっくりと元の位置に戻します。
  4. これを10〜15回繰り返し、3セット行います。

3. 体幹のトレーニング

3-1. プランク

プランクは、腹直筋を中心に体幹全体を鍛えるエクササイズです。

やり方:

  1. 肘を肩の下に置き、つま先で体を支えます。
  2. 体を一直線に保ち、30〜60秒間キープします。
  3. これを3セット行います。

3-2. サイドプランク

サイドプランクは、腹斜筋を鍛えるエクササイズです。

やり方:

  1. 片肘を肩の下に置き、横向きに体を支えます。
  2. 体を一直線に保ち、30〜60秒間キープします。
  3. 反対側も同様に行い、これを3セット行います。

3-3. バックエクステンション

バックエクステンションは、脊柱起立筋を鍛えるエクササイズです。

やり方:

  1. バックエクステンションベンチにうつ伏せになり、足を固定します。
  2. 上体をゆっくりと持ち上げ、背筋を伸ばします。
  3. ゆっくりと元の位置に戻します。
  4. これを10〜15回繰り返し、3セット行います。

筋トレとバスケットボールのパフォーマンス向上

筋トレの継続的な実践

筋トレは一時的な努力ではなく、継続的に行うことでその効果が発揮されます。筋力が向上すると、ジャンプ力、スピード、スタミナが増し、バスケットボールのパフォーマンス全体が向上します。

筋トレとバスケのバランス

バスケットボールは有酸素運動と無酸素運動の両方を含むスポーツです。筋トレだけでなく、有酸素運動やバスケ特有のスキルトレーニングも並行して行うことで、総合的なフィジカルを向上させることができます。

回復の重要性

筋トレを行う際には、適切な休息と栄養摂取も重要です。筋肉はトレーニング中に破壊され、休息中に回復し、強くなります。十分な睡眠とバランスの取れた食事を心がけることで、トレーニングの効果を最大限に引き出すことができます。

まとめ

バスケをする方が筋トレで鍛えたい筋肉と具体的なトレーニングメニューについて詳しく解説しました。下半身、上半身、体幹の筋肉をバランスよく鍛えることで、バスケットボールのパフォーマンスが向上し、ケガの予防にも繋がります。正しいフォームと適切な負荷で継続的にトレーニングを行い、全体的なフィジカルを向上させましょう。また、筋トレだけでなく、有酸素運動やバスケットボールのスキルトレーニングも並行して行うことで、総合的なフィットネスレベルを高めることができます。適切な休息と栄養摂取を心がけ、バランスの取れたトレーニング計画を実践してください。これからのバスケットボールライフをさらに充実させるために、ぜひこのトレーニングメニューを参考にしてみてください。

この記事のライター

しょーへー

バド歴15年の社会人アスリート兼ジュニアチームコーチ。学生時代に始めたバドミントンをケガでのブランク期間を挟んで合計15年以上続けています。全国大会出場経験もあります。現在は某都道府県の代表としてプレーしながら、ジュニアチームのコーチとして学生の指導をしているアラサー社会人アスリートです。

タイトルとURLをコピーしました