スタッフTwitterはコチラ >

【柔道】筋トレで鍛えたい筋肉とトレーニングメニュー

筋肉

柔道は技術と戦略だけでなく、筋力と体力も重要な要素です。強い投げ技や抑え込みを実現するためには、特定の筋肉を効果的に鍛えることが求められます。本記事では、柔道に必要な筋肉と、それを強化するための具体的なトレーニングメニューを紹介します。筋力トレーニングを取り入れて、柔道の技術を一段と向上させましょう。

柔道に必要な筋肉

上半身の筋肉

肩と腕の筋肉

柔道の技術には、強力な肩と腕の筋肉が不可欠です。

  • 三角筋:肩の動きをサポートし、投げ技の力を強化します。
  • 上腕二頭筋:引き手として使用され、相手をコントロールする際に重要です。
  • 上腕三頭筋:押し手として使用され、投げ技の力を増強します。

胸と背中の筋肉

背中と胸の筋肉は、柔道の全体的な安定性と力強さを提供します。

  • 大胸筋:抑え込みや絞め技で力強さを発揮します。
  • 広背筋:相手を引き寄せたり、コントロールするために重要です。

コア(体幹)の筋肉

柔道の動きにはバランスと安定性が必要であり、体幹の筋肉がその基盤となります。

  • 腹直筋:腹部の筋肉で、体の安定性を提供します。
  • 腹斜筋:体をひねる動作をサポートし、投げ技のバランスを保つのに役立ちます。
  • 脊柱起立筋:背中の安定性を提供し、体の姿勢を正します。

下半身の筋肉

柔道の踏み込みや足払いには、下半身の筋肉が重要です。

  • 大腿四頭筋:膝の動きをサポートし、安定したスタンスを可能にします。
  • ハムストリングス:膝を曲げる動作をサポートし、スイープや踏み込みの安定性を助けます。
  • 腓腹筋:ふくらはぎの筋肉で、足の速さと強力な踏み込みを提供します。

トレーニングメニュー

上半身のトレーニング

ダンベルショルダープレス

  • 方法:ダンベルを肩の高さで持ち、上に押し上げます。15回を3セット行います。
  • 効果:三角筋を強化します。

アームカール

  • 方法:ダンベルを両手に持ち、肘を曲げて持ち上げます。15回を3セット行います。
  • 効果:上腕二頭筋を強化します。

ベンチプレス

  • 方法:バーベルを胸の高さまで下ろし、再び押し上げます。15回を3セット行います。
  • 効果:大胸筋と上腕三頭筋を強化します。

ラットプルダウン

  • 方法:ラットプルダウンマシンを使い、バーを握って胸の前まで引き下げます。15回を3セット行います。
  • 効果:広背筋と肩の筋肉を強化します。

コアのトレーニング

プランク

  • 方法:肘をついて体をまっすぐに保ちます。1分間を3セット行います。
  • 効果:腹直筋と脊柱起立筋を強化します。

サイドプランク

  • 方法:片肘をついて体を横向きに保ちます。各側1分間を3セット行います。
  • 効果:腹斜筋と体幹の安定性を強化します。

ロシアンツイスト

  • 方法:座った状態で、体を左右にひねります。15回を3セット行います。
  • 効果:腹斜筋を強化します。

下半身のトレーニング

スクワット

  • 方法:足を肩幅に開き、膝を曲げて腰を下ろします。15回を3セット行います。
  • 効果:大腿四頭筋とハムストリングスを強化します。

カーフレイズ

  • 方法:つま先立ちを繰り返します。20回を3セット行います。
  • 効果:腓腹筋を強化します。

ランジ

  • 方法:片足を前に出して膝を曲げ、体を下げます。各脚15回を3セット行います。
  • 効果:大腿四頭筋、ハムストリングス、腓腹筋を強化します。

持久力トレーニング

ジョギング

  • 方法:軽いペースで30分間走ります。
  • 効果:心肺機能を高め、全身の持久力を向上させます。

インターバルトレーニング

  • 方法:短時間の全力疾走と休息を交互に繰り返します。30秒の全力疾走と1分の休息を10セット行います。
  • 効果:瞬発力と持久力を同時に鍛えます。

柔軟性トレーニング

ストレッチ

  • 方法:各筋肉群をしっかりと伸ばすストレッチを行います。各ストレッチを30秒間保持します。
  • 効果:筋肉の柔軟性を高め、怪我の予防に役立ちます。

トレーニングプラン

初心者向けトレーニングプラン

週2-3回の全身トレーニング

  1. ウォームアップ(10分):軽いジョギングやジャンプロープ。
  2. 上半身:ダンベルショルダープレス(10回×3セット)、アームカール(10回×3セット)。
  3. コア:プランク(30秒×3セット)、ロシアンツイスト(15回×3セット)。
  4. 下半身:スクワット(10回×3セット)、カーフレイズ(20回×3セット)。

中級者向けトレーニングプラン

週3-4回の分割トレーニング

  1. Day 1 – 上半身

    • ダンベルショルダープレス(15回×3セット)
    • アームカール(15回×3セット)
    • ベンチプレス(15回×3セット)
  2. Day 2 – コア

    • プランク(1分×3セット)
    • サイドプランク(各側1分×3セット)
    • ロシアンツイスト(20回×3セット)
  3. Day 3 – 下半身

    • スクワット(15回×3セット)
    • カーフレイズ(20回×3セット)
    • ランジ(15回×3セット)
  4. Day 4 – 持久力

    • ジョギング(30分)
    • インターバルトレーニング(30秒×10セット)

上級者向けトレーニングプラン

週5回の集中トレーニング

  1. Day 1 – 胸と腕

    • ベンチプレス(20回×4セット)
    • アームカール(20回×4セット)
  2. Day 2 – 背中

    • ラットプルダウン(20回×4セット)
    • プルアップ(15回×4セット)
  3. Day 3 – コア

    • プランク(2分×4セット)
    • サイドプランク(各側2分×4セット)
    • ロシアンツイスト(30回×4セット)
  4. Day 4 – 下半身

    • スクワット(20回×4セット)
    • カーフレイズ(30回×4セット)
    • ランジ(20回×4セット)
  5. Day 5 – 持久力

    • ジョギング(45分)
    • インターバルトレーニング(30秒×15セット)

まとめ

柔道の上達には、特定の筋肉をバランスよく鍛えることが重要です。上半身、コア、下半身の筋肉を効果的に強化することで、技の力強さと安定性が向上します。また、持久力と柔軟性のトレーニングを組み合わせることで、総合的なパフォーマンスが向上します。適切なトレーニングを取り入れて、柔道の技術を一段と向上させましょう。

 
 
4o

この記事のライター

しょーへー

バド歴15年の社会人アスリート兼ジュニアチームコーチ。学生時代に始めたバドミントンをケガでのブランク期間を挟んで合計15年以上続けています。全国大会出場経験もあります。現在は某都道府県の代表としてプレーしながら、ジュニアチームのコーチとして学生の指導をしているアラサー社会人アスリートです。

タイトルとURLをコピーしました